20世紀日本人名事典 「八木信一」の解説 八木 信一ヤギ シンイチ 大正・昭和期の労働運動家 生年明治15(1882)年2月5日 没年昭和30(1955)年9月29日 出生地香川県仲多度郡琴平町 経歴海員となり、兵役後、陸軍造兵廠大阪工廠の筆生となる。大正8年労働組合向上会を結成。9年上京し、東京工廠の小石川労働会との提携をはかる。同年会長に選ばれるが、11年解雇される。その後も運動を続け、12年日本労働組合連合を組織する。15年関西民衆党、昭和6年日本労働総連盟を結成。10年のILO総会には労働者代表として出席した。11年大阪官業労働組合結成にあたって顧問となった。18年大阪府・寝屋川町議。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「八木信一」の解説 八木信一 やぎ-しんいち 1882-1955 大正-昭和時代の労働運動家。明治15年2月5日生まれ。39年大阪砲兵工廠(こうしょう)の事務員となり,大正8年労働組合向上会を結成した。のち,あらたに設立した純向上会の会長に就任。15年関西民衆党を,昭和6年日本労働総連盟を結成。10年ILO第19回総会に労働代表として出席。昭和30年9月29日死去。73歳。香川県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例