20世紀日本人名事典 「八木日出雄」の解説
八木 日出雄
ヤギ ヒデオ
昭和期の産婦人科医学者 岡山大学学長。
- 生年
- 明治32(1899)年8月18日
- 没年
- 昭和39(1964)年5月6日
- 出生地
- 兵庫県西宮市今津町
- 学歴〔年〕
- 京都帝国大学医学部〔大正14年〕卒
- 学位〔年〕
- 医学博士〔大正6年〕
- 主な受賞名〔年〕
- 高山賞〔昭和5年〕「分娩外傷に関する研究」
- 経歴
- 京大産婦人科に入局、同大講師を経て、昭和4年助教授。9年岡山医科大教授、19年同大附属病院長、26年日本産科婦人科学会長、32年岡山大医学部長、33年学長。37年退官後、日本学術会議癌総合専門研究委員、国際産婦人科学会初代用語委員長、日本癌学会総会会長などを歴任。またエスペランチストで、日本人初の世界エスペランチスト協会会長に選ばれ、38年第48回世界エスペラント大会会長を務めた。著書に「八木産婦人科学」。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報