八重の遠(読み)ヤエノオチ

デジタル大辞泉 「八重の遠」の意味・読み・例文・類語

八重やえおち

ずっと遠く隔たった所。
「思ふ人心へだてぬかひもなし桜の雲の―かた」〈夫木・一九〉

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精選版 日本国語大辞典 「八重の遠」の意味・読み・例文・類語

やえ【八重】 の=遠(おち)[=遠方(おちかた)

  1. ずっと遠いあちらの方。
    1. [初出の実例]「白雲の八重のをちなる国人も今日のみあれにあはぬあらじな〈藤原仲実〉」(出典:永久百首(1116)夏)

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