八重の遠(読み)ヤエノオチ

デジタル大辞泉 「八重の遠」の意味・読み・例文・類語

八重やえおち

ずっと遠く隔たった所。
「思ふ人心へだてぬかひもなし桜の雲の―かた」〈夫木・一九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「八重の遠」の意味・読み・例文・類語

やえ【八重】 の=遠(おち)[=遠方(おちかた)

  1. ずっと遠いあちらの方。
    1. [初出の実例]「白雲の八重のをちなる国人も今日のみあれにあはぬあらじな〈藤原仲実〉」(出典:永久百首(1116)夏)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む