永久百首(読み)エイキュウヒャクシュ

デジタル大辞泉 「永久百首」の意味・読み・例文・類語

えいきゅうひゃくしゅ〔エイキウヒヤクシユ〕【永久百首】

平安後期の歌集。2巻。永久4年(1116)鳥羽天皇勅命藤原仲実ほか6人が編集百首和歌収録。永久四年百首。堀河院後度百首。堀河院次郎百首。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「永久百首」の意味・読み・例文・類語

えいきゅうひゃくしゅエイキウヒャクシュ【永久百首】

  1. 平安後期の歌集。一巻。永久四年(一一一六)、堀河天皇と中宮篤子内親王をしのんで編まれた私的な追善百首和歌。作者は、源顕仲、藤原仲実、源俊頼、源忠房、源兼昌、皇后宮女房常陸(肥後)、六条院女房大進の七人。堀河院後度百首。堀河院次郎百首。永久四年百首。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android