八重八重(読み)ヤエヤエ

デジタル大辞泉 「八重八重」の意味・読み・例文・類語

やえ‐やえ〔やへやへ〕【八重八重】

幾重にも重なっていること。
「おしなべて咲く白菊は―の花のしもとぞ見えわたりける」〈後拾遺・雑三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「八重八重」の意味・読み・例文・類語

やえ‐やえやへやへ【八重八重】

  1. 〘 名詞 〙 幾重にも重なっていること。
    1. [初出の実例]「おしなべてひらくる菊はやへやへの花の霜にぞみえ渡りける」(出典:公任集(1044頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む