八重原古墳群(読み)やえはらこふんぐん

日本歴史地名大系 「八重原古墳群」の解説

八重原古墳群
やえはらこふんぐん

[現在地名]君津市三直 宇曾貝

小糸こいと川下流域の台地上に所在。総数約一〇基の円墳から構成される古墳群で、昭和四二年(一九六七)に二基の調査が行われた。一号墳は直径三七メートルで、木棺直葬の主体部から短甲二領(三角板鋲留式と三角板横矧板併用鋲留式)、刀・鉾・鉄鏃鉄製模造品(鎌形・斧頭形)が出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 鎌形 築造

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