八重雲(読み)やえぐも

精選版 日本国語大辞典 「八重雲」の意味・読み・例文・類語

やえ‐ぐも やへ‥【八重雲】

〘名〙 幾重にも立つ雲。やえたなぐも。
書紀(720)神代下(丹鶴本訓)「且天の八重雲(ヤヘクモ)を排(をしひら)稜威(いつ)の道別(ちわ)き道別きて」

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デジタル大辞泉 「八重雲」の意味・読み・例文・類語

やえ‐ぐも〔やへ‐〕【八重雲】

幾重にも重なる雲。
「峰の―、思ひやるへだて多くあはれなるに」〈橋姫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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