コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

公判前整理手続き こうはんまえせいりてつづき

2件 の用語解説(公判前整理手続きの意味・用語解説を検索)

知恵蔵2015の解説

公判前整理手続き

第1回公判期日前に、公判の準備として、事件の争点及び証拠を整理するために行われる刑事訴訟手続き。裁判員制度の導入や刑事裁判の充実・迅速化を図るためには、わかりやすい審理を連日集中して行う必要があることから、争点と証拠を整理し明確な審理計画を立てる手続きとして、2004年の刑事訴訟法改正により導入され、05年から実施されている。裁判員が参加する裁判の対象事件すべてのほか、裁判所が、充実した公判の審理を継続的、計画的かつ迅速に行うために必要と認めるときに、検察官及び被告人または弁護人の意見を聞いて、決定により事件を公判前整理手続きに付すことができる。この手続きにおいては、検察官に対して、証明予定事実を明らかにし、証拠等の開示を求めることで、被告人に防御の準備を十分に行わせることができるようにすると共に、被告人側にも主張の明示と証拠調べ請求等を求め、手続き終了後の新たな証拠調べ請求に制限を課している。なお、公判前整理手続きを行うためには、必ず被告人に弁護人が付され、期日に出頭していなければならない。

(土井真一 京都大学大学院教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

公判前整理手続き

裁判を迅速に進めるため、裁判の前に非公開で、裁判官、検察官、弁護士が争点や証拠を絞りこむ手続き。裁判員裁判は、ここで整理された争点や証拠を基に進められる。裁判員裁判の導入に先立ち、2005年11月に導入された。

(2010-10-13 朝日新聞 朝刊 鹿児島全県・1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

公判前整理手続きの関連キーワード公判準備手続統一公判弁論公判期日公判前整理手続公判調書公判廷公判闘争裁判員の選任手続き

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

公判前整理手続きの関連情報