公廨銭(読み)くがいせん

精選版 日本国語大辞典 「公廨銭」の意味・読み・例文・類語

くがい‐せん【公廨銭】

  1. 〘 名詞 〙 奈良平安時代出挙(すいこ)して利を得るために、在京諸司に給された銭。その利息を各官司の入用や、官人職俸などにあてた。くがい。
    1. [初出の実例]「司別給公廨銭総一千貫」(出典:続日本紀‐天平一六年(744)四月丙辰)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む