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官人 かんにん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

官人
かんにん

令制の官吏の総称。狭義には太政官各省などに勤仕する初位以上六位以下のもの,六衛府の尉,将監以下のもの,院庁の公文,院掌などをさす。また,国司制における在庁官人や太政官に属した保官人をいうこともある。

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デジタル大辞泉の解説

かん‐じん〔クワン‐〕【官人】

かんにん(官人)1

かん‐にん〔クワン‐〕【官人】

官吏。役人。かんじん。
「ある国の祗承(しぞう)の―の妻(め)にて」〈伊勢・六〇〉
律令制で、太政官・各省・寮司などの、初位以上六位以下の役人の称。
平安時代、位の低い役人。特に、近衛府の将監以下の称。
検非違使(けびいし)庁の役人。

つかさ‐びと【官人】

官職にある人。官吏。役人。
「―より始めて、諸々の民に至るまで」〈東関紀行

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百科事典マイペディアの解説

官人【かんじん】

律令制度下の官吏一般をいう用語。狭義には〈大宝令〉などの官位令官位相当が規定された,諸司主典(さかん)以上(4等官)および品(ほん)官をさし,広義には舎人(とねり)・兵衛(ひょうえ)・伴部(ともべ)・使部(つかいべ)などの下級官吏官も含める。

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大辞林 第三版の解説

かんじん【官人】

かんにん【官人】

官吏。役人。かんじん。
律令制で、諸司の主典さかん以上六位以下の役人の総称。
平安時代、六衛府など諸司の判官じよう以下の、比較的下級の官吏。特に、近衛府の将監以下の称。かんじん。

つかさびと【官人】

官職にある人。役人。官吏。かんにん。 「 -より初めてもろもろの民にいたるまで/東関紀行」

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世界大百科事典内の官人の言及

【所司】より

…古代,中世の官司・官人の一つ。(1)奈良・平安時代に,ある事柄を担当する官司,あるいは官人の意味で用いられた言葉。…

※「官人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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