六代目片岡愛之助(読み)ろくだいめかたおかあいのすけ

知恵蔵mini 「六代目片岡愛之助」の解説

六代目 片岡愛之助

歌舞伎役者屋号「松嶋屋」、定紋「追いかけ五枚銀杏」。1972年3月4日、大阪府堺市生まれ。本名、片岡寛之。一般家庭に生まれ、79年、NHK「銀河テレビ小説」で子役としてドラマデビュー。後、歌舞伎への関心が高まり、81年、二代目片岡秀太郎の誘いを受け片岡一門の部屋子となって片岡千代丸を襲名。同年、勧進帳太鼓持ちで初舞台を踏む。92年、片岡秀太郎の養子となり、六代目片岡愛之助を襲名した。94年、名題昇進。咲くやこの花賞(97年)、国立劇場優秀賞(2002年)、大阪舞台芸術新人賞(03年)、大阪舞台芸能奨励賞(05年)、松尾芸能賞新人賞(06年)ほか受賞多数。08年、上方舞楳茂都流、四世家元継承。三代目楳茂都扇性を襲名。13年7月~9月に放映されたテレビドラマ「半沢直樹」(TBS系列)に国税局・黒崎駿一役で出演し大きな話題となった。

(2013-9-26)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android