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半沢直樹 はんざわなおき

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知恵蔵の解説

半沢直樹

直木賞作家・池井戸潤の小説『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』(いずれも文藝春秋刊)を原作とした全10回の連続テレビドラマ。
2013年7月7日から9月22日まで、TBSの「日曜劇場」枠(日曜午後9時から)で放送された。バブル経済末期に大手都市銀行の東京中央銀行に入行した銀行員・半沢直樹(堺雅人)が、組織や体制に挑み、奮闘する姿を描いている。半沢のせりふ「やられたらやり返す。倍返しだ!」は視聴者に幅広く浸透した。25分拡大版で放送された最終回は平均視聴率42.2%、瞬間最高視聴率46.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、いずれも「家政婦のミタ」最終回(日本テレビ、11年12月21日)の平均視聴率40.0%、瞬間最高視聴率42.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を抜いて「今世紀最高」を記録。
前半5回は大阪西支店が舞台。支店長命令で5億円の融資を取り付けた西大阪スチールが計画倒産し、自らに責任を負わせようとする上司に反発した半沢が、5億円の回収に成功するまでを描いている。後半の5回は東京の本社に舞台を移す。資金の運用失敗で120億円の損失を出した伊勢志摩ホテルの経営再建を、営業第二部次長となった半沢が助けるという内容。半沢の実家のネジ工場から融資を引き揚げ、父を自殺に追い込んだ大和田暁常務(香川照之)とバンカーとしての生きざまをかけた激しいやり取りを展開、金融庁検査を巡る国税局査察部統括官・黒崎駿一(片岡愛之助)との攻防もドラマを盛り上げた。半沢が言い放つ「倍返しだ!」のほか、大和田常務のせりふである「部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任」などが話題を集めた。
視聴率は回を追うごとに上がり、初回は19.4%だったが、第7回で30.0%に到達、以降も右肩上がりで最終回へ(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、関西、九州北部、名古屋地区も同様の伸びを見せた(ビデオリサーチ調べ)。瞬間最高視聴率を記録したのは、大和田常務を土下座させた半沢が、中野渡謙頭取(北大路欣也)から子会社への出向を言い渡される、ラストシーンの直後。
原作の『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』も9月30日までに、シリーズ累計で発行部数250万部に達したと文藝春秋が発表した。半沢と同じく「バブル期入行組」の元バンカーである作者によって金融業界の裏側が描かれたリアリティーあふれる人間ドラマで、テレビドラマ放送時からベストセラーとなり、放送終了後も好調な売れ行きを続けている。

(若林朋子  ライター / 2013年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

半沢直樹

バブル期入社の銀行員・半沢直樹が理不尽な会社組織や上司に立ち向かっていく物語。半沢を堺雅人が演じた。主人公の「倍返しだ!」などのセリフも有名になり、28日に終了したNHKの「あまちゃん」と並ぶ今年を代表する話題作となった。原作は池井戸潤の小説。

(2013-09-29 朝日新聞 朝刊 2社会)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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知恵蔵miniの解説

半沢直樹

池井戸潤の企業小説『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』(いずれも文藝春秋刊)を原作とした連続テレビドラマ。2013年7月7日よりTBSの「日曜劇場」枠(日曜午後9:00)で放送されている。バブル期に大手都市銀行に入行した銀行員の半沢直樹(堺雅人)が、銀行内外の人間や組織による圧力に屈さずに奮闘する姿を描く。決めぜりふは「やられたら倍返し」。第3回の放送で、13年のドラマで最高(7月28日時点)となる平均視聴率22.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。

(2013-7-31)

出典|朝日新聞出版
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