共稼(読み)ともかせぎ

精選版 日本国語大辞典 「共稼」の意味・読み・例文・類語

とも‐かせぎ【共稼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仲間一家の者がそれぞれ働いて、ともにかせぐこと。
    1. [初出の実例]「餌をはみにさかるや鴈の友かせぎ〈宗〉」(出典俳諧・鸚鵡集(1658)七)
  3. 特に、夫婦がどちらも働いて、一家の生計を立ててゆくこと。ともばたらき。
    1. [初出の実例]「やまをあさるおしかめしかやともかせき〈好現〉」(出典:俳諧・新続犬筑波集(1660)一七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む