共過(読み)ともすぎ

精選版 日本国語大辞典 「共過」の意味・読み・例文・類語

とも‐すぎ【共過】

〘名〙
多くの者が互いに需要供給を弁じあって生活すること。もちつもたれつ世渡りをすること。
※俳諧・西鶴大句数(1677)三「相互世はとも過に友千鳥 妹がりゆけば似合の縁」
② 共稼ぎをして生活すること。
浮世草子日本永代蔵(1688)六「やうやうふうふの友(トモ)すきしかねるもあれば」

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