共過(読み)ともすぎ

精選版 日本国語大辞典 「共過」の意味・読み・例文・類語

とも‐すぎ【共過】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 多くの者が互いに需要供給を弁じあって生活すること。もちつもたれつ世渡りをすること。
    1. [初出の実例]「相互世はとも過に友千鳥 妹がりゆけば似合の縁」(出典:俳諧・西鶴大句数(1677)三)
  3. 共稼ぎをして生活すること。
    1. [初出の実例]「やうやうふうふの友(トモ)すきしかねるもあれば」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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