友千鳥(読み)トモチドリ

デジタル大辞泉 「友千鳥」の意味・読み・例文・類語

とも‐ちどり【友千鳥】

群がっている千鳥。むらちどり。むれちどり。 冬》「あら磯やはしり馴たる―/去来

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精選版 日本国語大辞典 「友千鳥」の意味・読み・例文・類語

とも‐ちどり【友千鳥】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 群れ集まっている千鳥。むらちどり。むれちどり。
    1. [初出の実例]「ともちどりもろ声になくあか月はひとりねさめのとこもたのもし」(出典:源氏物語(1001‐14頃)須磨)
  3. 植物こあにちどり(小阿仁千鳥)」の異名

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