其処等辺(読み)そこらあたり

精選版 日本国語大辞典 「其処等辺」の意味・読み・例文・類語

そこら‐あたり【其処等辺】

  1. 〘 代名詞詞 〙 他称。自分側に属さない場所を広くばくぜんとさし示す(中称)。そのへん。
    1. [初出の実例]「そこらあたりをたづねますれども、おりませぬ」(出典:狂言記・貰聟(1660))
    2. 「投げ出す様な罸(ばち)しらずが、其処(ソコラ)あたりに珍らしからぬ世の中」(出典:うもれ木(1892)〈樋口一葉〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む