…武士が合戦のときに具足の上に着用した上衣。室町時代の中ごろから用いられ,具足羽織,あるいは陣胴服(じんどうぶく)などとも称した。このころになって,武士の着る鎧が,機動力を必要とする戦闘法の変化によって軽快な具足(当世具足)となり,一方に防寒防雨などの必要からこのようなものが補助衣として発達したものであろう。…
…語源は〈放(はふ)り着る〉が転訛(てんか)して〈羽織〉の字があてられたという。 《貞丈雑記》によると,《室町殿日記》を引いて天文(1532‐55)のころの書状に〈具足羽織〉という言葉が出てくるのを初見としている。陣羽織ともいったこの袖無羽織は南蛮服の影響をうけ,当時舶来の金襴(きんらん),緞子(どんす),ラシャ(羅紗)などの高級織物で仕立て武将が愛用した。…
※「具足羽織」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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