兼題(読み)ケンダイ

デジタル大辞泉 「兼題」の意味・読み・例文・類語

けん‐だい【兼題】

兼日けんじつの題の意から》歌会句会などで、題をあらかじめ出しておいて作るもの。また、その題。⇔席題

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「兼題」の意味・読み・例文・類語

けん‐だい【兼題】

  1. 〘 名詞 〙 ( 兼日の題の意 ) 和歌俳句の会などで、題をあらかじめ出しておいて作るもの。また、その題。
    1. [初出の実例]「兼題出来候はす候。当座はかり仕候はん事可如何候」(出典:言継卿記‐天文二年(1533)一二月九日紙背(豊原盛秋書状))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android