内国府間村(読み)うちごうまむら

日本歴史地名大系 「内国府間村」の解説

内国府間村
うちごうまむら

[現在地名]幸手市きた一―三丁目・内国府間

幸手宿の北、しま川右岸に位置し、同川と権現堂ごんげんどう川の合流点の沖積地に立地する。小名に内記ないき新田長戸呂ながとろなどがある。幸手城主一色宮内大輔の家臣遠藤石見守が天正二年(一五七四)に当地に来住し開発したという。葛飾郡幸手領に属した(風土記稿)。田園簿では田一〇八石余・畑二三五石余、ほかに正福しようふく寺領一三石がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android