内山貞三郎(読み)ウチヤマ テイザブロウ

20世紀日本人名事典 「内山貞三郎」の解説

内山 貞三郎
ウチヤマ テイザブロウ

大正・昭和期のドイツ文学者 元・大阪大学教授;元・阪神ドイツ文学会会長。



生年
明治29(1896)年3月4日

没年
昭和51(1976)年10月2日

出生地
新潟県柏崎

学歴〔年〕
東京帝大文科大学独文学科〔大正9年〕卒

学位〔年〕
文学博士

経歴
山口高等学校、姫路高等学校、第三高等学校各教授を経て昭和24年大阪大学教授となった。34年退官し、41年まで関西大学教授、50年まで京都外国語大学教授を歴任した。その間、阪神ドイツ文学会会長、日本独文学会阪神支部長を務めた。ドイツ戯曲研究の権威著書に「中世独乙演劇史」「シラーと独乙文化」「工匠詩人ハンス・ザックスとその舞台」「バロック時代の先駆者たち」「アンドレーアス・グリュフィウス―その生涯業績」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内山貞三郎」の解説

内山貞三郎 うちやま-ていざぶろう

1896-1976 大正-昭和時代のドイツ文学者。
明治29年3月4日生まれ。三高教授をへて,昭和24年阪大教授。のち関西大教授,京都外大教授となった。ドイツ戯曲を研究し,「中世独逸演劇史」などの著書がある。昭和51年10月2日死去。80歳。新潟県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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