内田 三平
ウチダ サンペイ
明治〜昭和期の技術者 茶摘採鋏の発明者。
- 生年
- 明治12(1879)年11月13日
- 没年
- 昭和25(1950)年4月20日
- 出生地
- 静岡県城東郡西方村(現・小笠郡菊川町)
- 旧姓(旧名)
- 井伊谷
- 経歴
- 農具鍛冶を目指して静岡県の各地や愛知県豊橋で修業をし、36年故郷に戻って内田刃物工場を設立、農具や刃物類を手がけた。のち、手で茶を摘むのを見て非効率に感じ、内田式茶摘鋏を発明して大正4年に実用新案を取得。この茶摘鋏は、東京博覧会で賞状を受けるなど各方面で好評となり、大正末期には日本全国のみならず台湾や韓国でも普及するようになった。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
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内田三平 うちだ-さんぺい
1879-1950 明治-昭和時代の技術者。
明治12年11月13日生まれ。36年生地の静岡県西方村(菊川町)で内田刃物工場を創業。大正2年内田式茶摘み鋏(ばさみ)を考案し,4年専売特許登録,東京博覧会などで受賞した。この鋏は大正末期より全国に普及した。昭和25年4月20日死去。70歳。旧姓は井伊谷。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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