内衆(読み)ウチシュ

デジタル大辞泉 「内衆」の意味・読み・例文・類語

うち‐しゅ【内衆】

その家に使われている人々。使用人家来など。
「主人達から―まで、人らしい人はない」〈浄・女護島

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「内衆」の意味・読み・例文・類語

うち‐しゅ【内衆】

  1. 〘 名詞 〙 その家に使われている人々。家来、奉公人など。
    1. [初出の実例]「衛門佐手与筒井自身并内衆五十余人合戦」(出典大乗院寺社雑事記‐長祿四年(1460)一〇月一〇日)
    2. 「だんな様ないぎ様、もうお目にかかりますまい、さらばでござんす。うちしゅもさらばさらば」(出典:浄瑠璃・曾根崎心中(1703))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android