内裏普請(読み)ダイリブシン

デジタル大辞泉 「内裏普請」の意味・読み・例文・類語

だいり‐ぶしん【内裏普請】

内裏建築には多く日数がかかるところから》事の処理にぐずぐずと手間取ること。
「―といふ世話を思ひ、わざとぐにゃぐにゃしてゐたり」〈浄・当麻中将姫〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「内裏普請」の意味・読み・例文・類語

だいり‐ぶしん【内裏普請】

  1. 〘 名詞 〙 ( 内裏の建築には多くの日数を要する意から ) 事を処理するのにてきぱきとしないさまのたとえ。
    1. [初出の実例]「だいりぶしんといふせわを思ひ、わざとぐにゃぐにゃしてゐたり」(出典:浄瑠璃・当麻中将姫(1714頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android