内裏普請(読み)ダイリブシン

デジタル大辞泉 「内裏普請」の意味・読み・例文・類語

だいり‐ぶしん【内裏普請】

内裏建築には多く日数がかかるところから》事の処理にぐずぐずと手間取ること。
「―といふ世話を思ひ、わざとぐにゃぐにゃしてゐたり」〈浄・当麻中将姫〉

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精選版 日本国語大辞典 「内裏普請」の意味・読み・例文・類語

だいり‐ぶしん【内裏普請】

  1. 〘 名詞 〙 ( 内裏の建築には多くの日数を要する意から ) 事を処理するのにてきぱきとしないさまのたとえ。
    1. [初出の実例]「だいりぶしんといふせわを思ひ、わざとぐにゃぐにゃしてゐたり」(出典:浄瑠璃・当麻中将姫(1714頃)一)

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