すべて 

内部障害者(読み)ないぶしょうがいしゃ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「内部障害者」の意味・わかりやすい解説

内部障害者
ないぶしょうがいしゃ

身体障害者福祉法に定められた身体障害者の一区分。内臓機能に障害をもつ人。心臓機能,腎臓機能,呼吸器機能,膀胱・直腸機能,小腸機能,ヒト免疫不全ウイルス HIVによる免疫機能の障害で,日常生活活動の制限の度合いによって 1級,3級,4級(一部の障害を除いて 2級はない)に分けられる。一般的に外見から身体障害者と判断されにくいことが多く,障害の認知度の低さが問題となっている。内部障害者更生施設においては生活環境の確保や社会的自立に向けて,療養・生活介護,機能・生活訓練,就労移行・継続支援が行なわれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

すべて 

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android