生活訓練(読み)セイカツクンレン

デジタル大辞泉 「生活訓練」の意味・読み・例文・類語

せいかつ‐くんれん〔セイクワツ‐〕【生活訓練】

障害福祉サービスで提供される自立訓練の一つ。知的障害精神障害のある人を対象に、健康・身辺金銭管理家事交通機関利用対人関係など、自立した日常生活や社会生活に必要な生活能力の維持向上に必要な訓練助言を行う。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の生活訓練の言及

【生活指導】より

… 生活指導が,このように子どもの生きかたを生活現実に即して指導することを強調するのは,それが第2次大戦前の修身教育体制に抗してつくりだされた教育実践であることと深い関係がある。大正末から昭和初期にかけての戦前の民間教育運動では,生活指導ということばは,一つは生活綴方,いま一つは生活訓練のなかで使われはじめた。生活綴方は,生活をリアルにつづることをとおして,子どものものの見かた,考えかた,感じかたを徳目主義から解放し,生活に根ざした生きかたをつくりだしていくことを,文章表現指導にたいして生活指導とよんだ。…

※「生活訓練」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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