円念寺村(読み)えんねんじむら

日本歴史地名大系 「円念寺村」の解説

円念寺村
えんねんじむら

[現在地名]上市町開谷かいだん

上市川支流ごう川の上流に位置する。東は開谷村を経て五位尾ごいお村に至る。村名は黒川くろがわ村にあった真興しんこう寺の末寺に円念寺があったといわれるので、この寺名に由来するのかも知れないという(上市町誌)。慶安四年(一六五一)新しく村立てされた(出来新村・退転村記申帳)。寛文一〇年(一六七〇)の村御印によれば草高一六石、免二ツ二歩(三箇国高物成帳)。文化一四年(一八一七)に高は一七石となり、天保九年(一八三八)免は二ツ三歩となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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