円蔵寺村(読み)えんぞうじむら

日本歴史地名大系 「円蔵寺村」の解説

円蔵寺村
えんぞうじむら

[現在地名]和島村中沢なかざわ

梅田うめだ村の南。正保国絵図に高二一五石余で幕府領。高田藩領の時期があったとみられ、延宝七年(一六七九)の越州四郡高帳に高二一〇石六斗余と五石の新田一ヵ所が記される。天和三年郷帳では高二四七石四斗余(うち山高四斗余)。天和二年(一六八二)以後再び幕府領となる。稲葉氏が高田藩主のときに高田藩領となり、以後天明六年(一七八六)まで稲葉氏の転封とともに所属藩が変わった(当時淀藩領)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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