再生肝(読み)さいせいかん(その他表記)regenerating liver

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「再生肝」の意味・わかりやすい解説

再生肝
さいせいかん
regenerating liver

ラット (ダイコクネズミ) の肝臓の3分の2を切除すると 24~48時間目をピークとして残存肝臓に核分裂が増加し,増殖再生が起る。この再生機転は数日経過ののちに漸次終息して正常に返る。これらの状態にあるものを再生肝という。再生時に代謝細胞分裂が盛んになるので,実験に利用される。

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