写真師(読み)しゃしんし

精選版 日本国語大辞典 「写真師」の意味・読み・例文・類語

しゃしん‐し【写真師】

  1. 〘 名詞 〙 写真を撮影したり現像、焼付したりすることを職業とする人。写真技師。
    1. [初出の実例]「東京府の影相家(シャシンシ)月を重ね日を積で益々盛に」(出典郵便報知新聞‐明治八年(1875)一月五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の写真師の言及

【写真館】より

…写場(スタジオ)をもち,客の注文に応じてその人の写真を撮影することを業とする店。今日でも,パスポートや運転免許証用の証明写真をはじめ,見合い写真や結婚式の記念写真などの撮影はプロのカメラマンに依頼されることが少なくないが,かつて,カメラの普及率が今よりもずっと低かったころには,写真といえば,写真館へ行って写真師にとってもらうのがふつうであった。その写場には,照明設備とともに,背景になる風景画などの書割りが掛軸式に何種類か吊り下げられるようにしたところが多かった。…

※「写真師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android