デジタル大辞泉
「冠旧けれど沓に履かず」の意味・読み・例文・類語
冠旧けれど沓に履かず
《「韓非子」外儲説から》貴賤・上下の別は決まっていて、乱すことはできないことのたとえ。沓新しけれど冠にあげず。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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精選版 日本国語大辞典
「冠旧けれど沓に履かず」の意味・読み・例文・類語
かんむり【冠】 旧(ふる)けれど沓(くつ)に履(は)かず
- 上下・貴賤の別を乱してはならないこと、また、よい物はいたんでも値打ちがあることの意にいう。沓新しけれど冠にあげず。腐っても鯛。
- [初出の実例]「冠(カンムリ)古けれど沓(クツ)に穿(ハ)かず、大尽は腐っても太鼓は持たぬ」(出典:浄瑠璃・椀久末松山(1710頃)下)
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