冨永朝堂(読み)トミナガ チョウドウ

20世紀日本人名事典 「冨永朝堂」の解説

冨永 朝堂
トミナガ チョウドウ

大正・昭和期の彫刻家



生年
明治30(1897)年8月8日

没年
昭和62(1987)年12月12日

出生地
福岡市博多区冷泉町

本名
冨永 良三郎

学歴〔年〕
高等小学校卒

主な受賞名〔年〕
西日本文化賞〔昭和50年〕,福岡市文化賞(第1回)〔昭和51年〕,地域文化功労賞〔昭和59年〕

経歴
家業の指物屋を手伝う。大正4年上京して、山崎朝雲師事。13年帝展に初入選し、昭和7、8年連続特選。19年福岡県太宰府町に疎開。戦後25年日展審査員、33年日展会員を歴任。日本彫刻会会員。代表作に「歩く」「歩く」「生まれる」の3部作の他、「五比売命」「踊女」「谷岡」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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