冬師新田村(読み)とうししんでんむら

日本歴史地名大系 「冬師新田村」の解説

冬師新田村
とうししんでんむら

[現在地名]仁賀保町冬師

冬師山と南由利原みなみゆりはらに挟まれた沢の南部、北はかま台新田だいしんでん村、西は冬師山を隔てて伊勢居地いせいじ村に接する。

正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に「生駒壱岐守領分 六郷伊賀守領分 冬師村」とある。元禄一一年(一六九八)本荘藩の出羽国由理郡之内村高帳に「六郷伊賀守拝地 中野村之内新田 冬師村」とあり、高二四石六斗四升八合で、寛永三年(一六二六)の成立と記される。寛永一七年以来本荘藩領で、正保の絵図の「生駒壱岐守領分」は不明。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 せいじ ラス かま

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android