冷暖自知(読み)レイダンジチ

デジタル大辞泉 「冷暖自知」の意味・読み・例文・類語

れいだん‐じち【冷暖自知】

仏語。真の悟りは自分で感得するものであるということを、水の冷暖を自分で手を入れてみて知ることにたとえていう語。

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精選版 日本国語大辞典 「冷暖自知」の意味・読み・例文・類語

れいだん‐じち【冷暖自知・冷煖自知】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。水のつめたさ暖かさは、自分で手を入れて初めて感知できること。悟りが他人から教えられるものではなく、自分で会得するものであることにたとえる。
    1. [初出の実例]「古今善知識曰、如魚飲水冷暖自知、此自知即覚也」(出典:宝慶記(1253))

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