冷湖(読み)れいこ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「冷湖」の意味・わかりやすい解説

冷湖
れいこ / ロンフー

中国、青海(せいかい)省北西部の鎮。海西(かいせい)モンゴル族チベット族自治州に属する。常住人口2万4000(2007)。アルトゥン山脈南麓チャイダム盆地の北西端の風食地、ゴビ(礫質(れきしつ)砂漠)の中にある。石油の一大産地で、1958年の採掘開始とともに発展した。電力機械化学工業、自動車修理などの工場がある。

[駒井正一・編集部 2017年4月18日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む