准核生物(読み)ジュンカクセイブツ

デジタル大辞泉 「准核生物」の意味・読み・例文・類語

じゅんかく‐せいぶつ【准核生物】

原核生物真核生物の中間的な細胞構造をもつ生物が二重膜で囲まれた真核生物と異なり、一枚の膜で囲まれた核様体と内部共生体をもつ。2010年に水深1200メートルの海底で初めて採取され、真核生物の起源を説明する細胞内共生説を裏付ける生物と考えられている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android