細胞内共生説(読み)さいぼうないきょうせいせつ(英語表記)intracellular simbiotic theory

  • さいぼうないきょうせいせつ〔サイバウナイ〕

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

単に共生説,または入れこ説などとも呼ばれる。真細胞の中にあるミトコンドリアや葉緑体などの小器官の起源が,共生化した原核細胞であるとする仮説。 L.マーギュリスが提唱した。これらの小器官の膜が二重になっている点,宿主からある程度独立して増殖し内部に DNAをもつ点,内部に原核細胞性の蛋白質合成系が存在するなどを主な根拠とする。葉緑体は藍藻,鞭毛 (べんもう) はスピロヘータなどをその起源生物と想定するが,真核細胞の核膜の起源は説明できず,確証は得られていない。

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