処々方々(読み)しょしょほうぼう

精選版 日本国語大辞典 「処々方々」の意味・読み・例文・類語

しょしょ‐ほうぼう‥ハウバウ【処処方方・所所方方】

  1. 〘 名詞 〙 至る所。あちらこちら。所々在々。
    1. [初出の実例]「xoxo(ショショ) fǒbǒno(ハウバウノ) モノガ ヘイケヲ ソムイテ、ゲンジニ ココロヲ ツウズルニ ヨッテ」(出典:天草本平家(1592)三)
    2. 「処々方々(ショショハウバウ)奔走(かけある)きて、再び官途に登らんとて」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む