出でかつ(読み)いでかつ

精選版 日本国語大辞典 「出でかつ」の意味・読み・例文・類語

いで‐か・つ【出かつ】

  1. 〘 連語 〙 ( 「かつ」は、「できる」「するに堪える」意を表わす補助動詞。ほとんどの場合、打消の助動詞を伴う ) 出ることができる。→いでがてに
    1. [初出の実例]「赤駒が門出をしつつ伊弖可天(イデカテ)にせしを見立てし家の児らはも」(出典万葉集(8C後)一四・三五三四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android