デジタル大辞泉 「門出」の意味・読み・例文・類語 かど‐で【門出/首=途】 [名](スル)1 旅などのために、自分の家を出発すること。出立しゅったつ。「―を見送る」2 新しい生活を始めること。「新生活の―を祝う」「社会に―する」3 旅に出る前に、吉日を選んで、仮に家を出て近くに移ること。[補説]1・3は「かどいで」とも言った。「九月三日―して、いまたちといふ所に移る」〈更級〉[類語]出発・スタート・旅立ち・出動・鹿島立ち・出立・朝立ち・早立ち・夜立ち・早発・遅発・先発・後発 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「門出」の意味・読み・例文・類語 かど‐いで【門出】 〘名〙① =かどで(門出)①※平家(13C前)九「同十三日、すでに門いでときこえし程に」② =かどで(門出)②〔日葡辞書(1603‐04)〕③ (「かどいでがよい(わるい)」の形で) これから始めることについての縁起。※三体詩幻雲抄(1527)「徐庶が臥龍と云てから門出がわるい」 かどん‐で【門出】 〘名〙 (「かどいで(門出)」の変化した語) =かどで(門出)※浄瑠璃・赤染衛門栄華物語(1680)四「只今帰京候が、かどん出のれいにまかせぎをんへしやさん候へ共」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報