出でがてに(読み)いでがてに

精選版 日本国語大辞典 「出でがてに」の意味・読み・例文・類語

いでがて‐に【出に】

  1. 〘 連語 〙 ( 「いでかつ」に打消の助動詞の古い連用形「に」の付いた語の濁音化。「がて」は、「難(かた)し」の語幹と混同して用いられるようになる ) 出ることをためらって。出にくく。→いでかつ
    1. [初出の実例]「うき世にはかどさせりとも見えなくになどかわが身のいでがてにする〈平貞文〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑下・九六四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む