出小作(読み)デコサク

精選版 日本国語大辞典 「出小作」の意味・読み・例文・類語

で‐こさく【出小作】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、他村へ出向いて小作すること。また、その農夫。入(いり)小作に対していう。
    1. [初出の実例]「立田の里の花そてこさく 春霞雪の村きえ面白や〈秀吉〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android