出衵(読み)イダシアコメ

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「出衵」の意味・読み・例文・類語

いだし‐あこめ【出衵】

  1. 〘 名詞 〙 出衣(いだしぎぬ)一種。衵(あこめ)の裾を外から見えるように出すこと。
    1. [初出の実例]「今日童装束改着、以唐白綾出袙」(出典小右記‐治安四年(1024)四月一七日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の出衵の言及

【衣】より

… なお直衣のときには,この衣を指貫(さしぬき)の上に着て,その褄(つま)を直衣下から出す着方があり,これを出衣(いだしぎぬ)といった。この方法はまた衣冠のときにも行われ,出袿(いだしうちぎ),出衵(いだしあこめ)ともいった。直衣の場合の出衣は,直衣布袴(のうしほうこ)につぐ正式のときに行われたもので,後世では直衣始(のうしはじめ)のときに着用された。…

※「出衵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む