刀削麺(読み)トウショウメン

デジタル大辞泉 「刀削麺」の意味・読み・例文・類語

とうしょう‐めん〔タウセウ‐〕【刀削麺】

水で練った小麦粉のかたまりを、専用の刀で沸いた湯の中に削り入れて作る麺。形は平打ちうどんに似る。中国山西省料理

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「刀削麺」の解説

とうしょうめん【刀削麺】

中国の山西省で作られる麺の一種。大鍋に湯を沸かし、小麦粉を水で練って作った生地の塊を持って鍋の前に立ち、弓なりに曲がった独特の包丁で勢いよく生地を麺状に削り飛ばし、そのまま直接湯の中へ落としてゆでる。スープに入れて汁麺としたり、汁なしで具材ソースとともに食べたりする。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android