デジタル大辞泉 「専用」の意味・読み・例文・類語 せん‐よう【専用】 [名](スル)1 特定の人だけが使うこと。「会員が専用するプール」2 ある特定の目的・対象だけに使うこと。「洗顔専用のクリーム」3 それだけをもっぱら使うこと。「一種の器械を―するは、四種の器械を兼用するの利に若かざるは」〈竜渓・経国美談〉[類語]公用・共用・常用・愛用・占用・日用・両用・併用・兼用・混用・汎用・他用・転用・乱用・悪用・代用・流用 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「専用」の意味・読み・例文・類語 せん‐よう【専用】 〘 名詞 〙① それだけをもっばら用いること。また、何よりも大切なこと。[初出の実例]「Prophetia ヲ トグベキ コト xenyô(センヨウ)ナリ」(出典:サントスの御作業の内抜書(1591)一)「一種の器械を専用するは四種の器械を兼用するの利に若かざる」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)[その他の文献]〔宋書‐恩倖伝〕② ある特定の目的、または対象のためだけに用いること。また、ある人だけが使用すること。[初出の実例]「今仮りに人心を以て千斤の力ありと仮定するとき、心を一業に専用するときは千斤の力は皆其業の上に注ぐなり」(出典:日本道徳論(1887)〈西村茂樹〉五)「彼等の専用の通行路ですな」(出典:蔵の中(1918‐19)〈宇野浩二〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例