分らず屋(読み)ワカラズヤ

デジタル大辞泉 「分らず屋」の意味・読み・例文・類語

わからず‐や【分(か)らず屋】

物事道理がわからないこと。わかろうとしないこと。また、その人。「分からず屋に手をやく」
[補説]「没分暁漢」とも当てて書く。
[類語]唐変木朴念仁でくの坊馬鹿阿呆あほう魯鈍ろどん愚鈍無知蒙昧もうまい愚昧ぐまい愚蒙ぐもう暗愚頑愚愚か薄のろ盆暗ぼんくらまぬけとんまたわけ馬鹿者馬鹿野郎馬鹿たれ与太郎抜け作おたんこなすおたんちんあんぽんたんべらぼうあほんだら頓痴気

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精選版 日本国語大辞典 「分らず屋」の意味・読み・例文・類語

わからず‐や【不分屋・没分暁漢】

  1. 〘 名詞 〙 物事の道理がわからないこと。道理や事情をいくら説明しても理解しようとしないこと。また、その人。わからず。
    1. [初出の実例]「そしてあんなわからずやといふが日本に有物か」(出典:滑稽本・人間万事虚誕計‐後(1833))

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