分け隔て(読み)ワケヘダテ

デジタル大辞泉 「分け隔て」の意味・読み・例文・類語

わけ‐へだて【分け隔て/別け隔て】

[名](スル)相手によって扱い方に差別をつけること。「どの子も―しないで育てる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「分け隔て」の意味・読み・例文・類語

わけ‐へだて【別隔・分隔】

  1. 〘 名詞 〙 相手によって、対し方・扱い方に差別をつけること。差別待遇。隔意。
    1. [初出の実例]「参と云は凡も聖も僧も俗も相参てわけへたてのない心ぞ」(出典:百丈清規抄(1462)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android