最新 地学事典 「分割球高圧装置」の解説
ぶんかつきゅうこうあつそうち
分割球高圧装置
split sphere high pressure apparatus
先端を切り取った8個の立方体アンビルからなるMA8型高圧装置を,球体を6分割した分割球体アンビルによって加圧する高圧装置。この装置は川井直人らによって開発されたものである。初期には,分割球アンビルをゴムのジャケット中に挿入し,ジャケットの外から油圧をかけて加圧し駆動していたが,現在は改良され,分割球体アンビルを鋼製のガイドに固定し一軸の圧力によって駆動する方式が一般に用いられている。この装置は通常25GPaまでの高温高圧実験に用いられているが,50GPa程度までの発生が可能。参考文献:N.Kawai et al.(1970) Rev. Sci. Instrum.,Vol.41
執筆者:大谷 栄治
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

