分化隕石(読み)ぶんかいんせき

最新 地学事典 「分化隕石」の解説

ぶんかいんせき
分化隕石

differentiated meteorites

隕石母天体が集積後に26Alなどの短寿命放射性核種の崩壊熱により天体内部の温度が上昇し,層状に溶融分化してさまざまな岩石を形成した後,それらが隕石として飛来したもの。結晶質岩石,および,それが角れき化した岩石組織をもつ隕石で,鉄隕石・石鉄隕石・エコンドライトは分化した隕石に属し,それらは大まかに隕石母天体の核・マントル・地殻に対応すると考えられる。特にエコンドライトは原始地殻の形成過程を知るのに不可欠である。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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