分習法(読み)ぶんしゅうほう(その他表記)part method

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「分習法」の意味・わかりやすい解説

分習法
ぶんしゅうほう
part method

部分学習法ともいう。課題の学習に際して,あらかじめいくつかの部分に分けて次々に学習を進めていく方法全習法対語。全習法のほうがやや能率的とされるが,学習材料や学習者の個人差などにより必ずしも一義的にはいえない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の分習法の言及

【学習】より

…一般に技能学習には分散学習が,問題解決学習には集中学習が適切だといわれている。(4)全習法と分習法 学習材料の扱い方に応じて,全体をひとまとめにしてなんども繰り返しながら学習する〈全習法〉と,全体をいくつかの部分にあらかじめくぎり,それらを順々に学習していく〈分習法〉とに分けることができる。もちろんいずれの方法が有効であるかは,その学習材料の性質に基づく。…

※「分習法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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