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分離主義運動 ぶんりしゅぎうんどうSeparatist movements

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

分離主義運動
ぶんりしゅぎうんどう
Separatist movements

一般に,主権国家内部の民族集団や宗教集団が,帰属する国家とは別個の独立した政治単位の設立を目的として推進する運動のことをいう。広い意味での民族自決主義に含めて解釈される場合もある。カナダにおけるフランス語系ケベックの分離主義運動やスペインにおけるバスク民族独立運動など,世界各地で展開されている。 1990年代に入ってからは,ソ連崩壊と東欧革命の衝撃からユーゴスラビアにおける民族紛争が激化,スロベニア,クロアチア両民族の分離独立運動が国家の解体を招き,ボスニア・ヘルツェゴビナの独立宣言もモスレム人の主導する分離主義運動の結果もたらされた。また旧ソ連でも,アゼルバイジャン内のナゴルノカラバフに居住するアルメニア人の独立運動,ロシア連邦内部におけるチェチェン人タタール人の分離運動などが続発している。

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